銀河鉄道999の如し

2009年05月31日

家にいると非常に悶々がノンストップなので
私は時々ネームやらプロットやるのに外に出かけて
サイゼリヤやら近所の喫茶店やら図書館に籠ったりするのですが
今日は図書館に行ってみた。

図書館だって普通の図書館じゃ無理で
子供うるさいし学習机ではなんか勉強してる振りしないといけないし
なので私は六甲アイランドのファッション美術館の図書館を利用することにしてます。
考え事するのに非常にもってこいな静けさとほどよい緊張感と
基本そんな人おらんし、飲んだり食ったり切ったり張ったりせずに大人しくしてれば怒られることは無い。
集中力切れてきたら、豊富なバリエーションの雑誌で情報収集もばっちり。
美術系の本が豊富なんで、それらをぱらぱらめくっているだけでも十分な気分転換になる。
という環境として非常に優れているのに併せて
六アイ(六甲アイランド)に行くのには交通費往復500円かかるので
それなりに成果物を仕上げないとなんか損した気分になるので集中力も持つ。
っていうね。

いいんですよ。あの図書館。
今日もなんとか目標にしてたことは出来た。と思う。
しかし失敗したな。
うっかり気分転換で同じ建物内のインポート系の洋服屋に
うっかり入ってしまったのが不味かった。
うっかりいい子(服)を見つけてしまった。
どうも着回しが利かなそうな役立たずだけど
かわいいから許す!
みたいな子がさぁ。
おったんだわ。
それから図書館にもどってしばらくもんもんしてしまう。
プロットやっててもほぼ手つかず。いかん流れだ。悪い流れだ。
どうしようも無いので買う事にして再度その服屋を訪れる。

売れてました。
インポートなので一点ものだと綺麗な店員のおねいさんに説明される。
悩んだあの時間は何だったんだと落胆した私。
よう考えたら要らんもんまで買ってしまって気がついたら二重苦を背負っていたのでした。

しかし私の脳裏には
往路のモノレールからの風景が広がる。
地上から何十メートルも高く、上空を走っているようなあの風景。
色んなものが小さい。
虚空と、こまごまと色んな建物がぎゅう詰めの地上とのコントラスト。
人間の営みとはなんと自然の前では小さいことよ、と。
洋服屋での一件など非常にどうでもよくなってくる。
(っていうかほんとどーでもいいよな。読ませてすみません)
ああいう自然の絶対的なスケールを前にどーでもよくなることは本当にどうでもいいことで
あのコントラストを前に「もーでもいい、、わけねーだろぼけ!」
と思うことこそを悩み苦しむべきであることよ。
ということで、再びプロットに戻ったのでした。

お。30分か。
もう終わっとこ。
なんで999かと言うと
日が落ちて復路につくと、神戸の夜景の上空を走るわけで、
その様がさながら999のようでたまらない
ということです。
私は田舎モンを自負してるので、
神戸の夜景という、実に文明くさく、イケてる情景というのに
疎外感というか、違和感を感じるので
なんかそういうところが鉄郎気分を盛り上げるのでした。
イケてる機械の体、本当に要るんか自分。
みたいな。  


Posted by マツオヒロミ at 21:17Comments(0)日記

もっつもっつ

2009年05月30日

今日はなんか会社つとめっぽいことをした。
金曜日ですよー。明日から休みですよー。
同僚ともつ鍋で呑みってのをやってみた。
よっぱらいの文章なのを先に断っておく。

私は漫画を描く、というのがまず大事なので
さくっと家帰るのも漫画描く作業のうち、みたいな。
っていうとすごいがんばってる人みたいですが当たり前のことですよね。
働きながらプロ目指してる人には普通の事だと思う。

なんでほとんど呑みとか参加しないんですが
最近色々思うところあって。
ご飯食べにいく同僚に付いていって呑んだりしてみました。
ああなんでこんな実験みたいな言い方してんだ。
全方位に向かって謝りたい。傲慢でごめん。態度でかくてごめん。

とかそういうのはまぁいいんだよ。

要は楽しそうだから付いていったってだけなんだよ。

そんな複雑なハーツを隠し持ったまつおを連れた一行(4人)は
結構有名店だというJR神戸駅の近くの「才谷」っていうもつ鍋屋で美食をむさぼったんでした。
まつお、才谷の常連の女の子のナイスガイドによりもつ鍋デビューを華々しく飾ることができたんでした。
ありがとうHさん。大好きだ。
うまいんだわ。あれは醤油ベースの出汁で大正解だったね。
コラーゲンたっぷりのこってりしてるもつをあっさり出汁でいただくというのはぶっちぎりの大正解だった。
内臓系は苦手なのでもつ鍋には手を出したことないかったけど
もつ自体がすっきりした味だったのが素晴らしかった。
そんで30gで400円ぐらいの、哀しい程うまい牛肉のたたきとかも食す。

神戸駅最寄りのお食事スポットですが
観光客の皆さんは海側のハーバーランドのこぎれいなところ目指して動きがちかもしれませんが
是非とも駅の山側に行くべきです。
地元の神戸っこ御用達の、んまい店っていうのは山側にあると思った方がいいですね。
値段もリーズナブルだし。
私のおすすめは湊川神社の脇の和食の「しぶき」ですよ。
親世代を連れて来ても問題無いクオリティにして夜のコースが3000円ちょっとから楽しめる。
やばいよしぶき。
そんで新たにこの才谷も加わったね。
三宮とかもいいお店てんこもりなんでしょうが、私は神戸駅の山側の地元っぽい雰囲気が好きです。
夜は静かな街にぽつぽつ名店がある、ぐらいがいいですよ。

同僚とは仕事の話したり、聖闘士星矢の話したり、高校時代の話したり。
つーかみんな高校時代たのしそーじゃない!なにそれ!
生徒指導の先生に椅子投げられてそれを両手でキャッチとか
ボーリング2ゲームやったら体育の単位ゲットできるとか
PCのモニターのデスクトップ画面からアイコン全部消し、アイコン込みでとったキャプチャー画面を背景に設定して
「先生アイコンクリックできません!」とか
私は高校の頃は運動部的ノリで受験勉強にランナーズハイを感じていたよな。
受験勉強って今思うとあれちょっと部活っぽいよね。
本当の頭の良さとは殆ど関係ないけど、ゲームみたいな。
がんばってる自分に酔ってた、みたいな。
今日そんな話で思ったのは、私はこれまでも今でも余裕ないよなーと思った。
しかしそれもどうせポーズだろ。
余裕無い、というポーズだろ。本当に必死だったらもっと違うんじゃないかお前。

とまぁよっぱらいが自虐癖をぐだぐださらして
今日も30分日記書くのにかかったのでした。

最後にいいたいのは
やっぱりよっぱらいに文章かかせたら残念な結果になるということだよ。  


Posted by マツオヒロミ at 00:46Comments(2)日記

もっと日記書こうよ

2009年05月28日

と職場の後輩に駄目だしされました。
そういうわけで、これからは続けることを前提にして
一日10分で書ける日記を書こうと思います。

最近は似顔絵描きに嵌ってます。
似顔絵描くの苦手だなーと前々から自分で気にしてたんですが
やっぱり他の人から見ても人物の描写にバリエーションが無いみたいで。
一応全年齢、全体格、描けるんですが、愛がないというか。
この人こういう人なんだよね、こんなところが面白いんだよね、みたいな膨らみが無い。
ただの記号、背景としてしか描けてないので、キャラクターに落とし込めないんですね。
特におじさん書くときに愛が無い、固い
みたいなことは以前から気になってました。
だいたい毎日電車通勤なので、大体全員をじろじろ眺めてても見つからないところに陣取って
あーこの人の顔特徴あるな、とか
普通な感じの女の人ってどう描いたらいいのかなとか
りーまんの人の座ってる姿勢って似てるなとか
観察して、家帰って三人くらいを思い出し描きしてます。
最初はやーだーなー、私こんなのよりネームやんなきゃーとか思ってましたが
ずっとやってると楽しいんですよね。
最近はTVとかでもドキュメントとかでピンときたら描き描きしてます。
こんどアップしてみよ。今日はめんどくせー。

今日は残業でした。っていうか最近仕事が忙しくて残業多かったんですが。
山場の一個超えた感じです。
ふ〜。
まんが描くのに支障が無いようにしたいものです。
数年前より結構建設的にやれるようにはなったと思いますが。

仕事では、WEBデザインの仕事してるんですが
っていってもコーディングの知識は無いんでグラフィックのデザインばっかりですが
最近はマネージメントの仕事もするようになったのであっぷあっぷしてます。
頭ぱんぱんです。
職場は体当たりベンチャー企業なので、マネージメントも体当たりです。
っていうか全ての業務が体当たりでみんな常に頭ぱんぱんのよーです。
そんな訳で、今日はたまたま来られてた外部の会社の方に
いろいろマネージメントや業務フローについて勉強させてもらいました。
そんなお勉強してたので残業でした。
見えてきた問題点は
みんな体当たりしかできないくらいの知識しか無いから
タスクを現実的な形に分解できない。
てかそれってタスクにまずなってないじゃん。
分解して、誰が何を何の為にどの程度でやるのかまずちゃんと検討しよう。
ってことが見えてきました。
いやー実に建設的な残業だった。これで今後やってしってたかもしれない無駄な残業数百時間をつぶしたぞ。
いやつぶしたかもしれない。つぶせていてくれ。
と祈りながら帰りの電車で人間ウォッチをしたんでした。

そして電車からの帰り道は
今日の私のよーに、こんな疲れて帰って来る人はどんな漫画読みたいのかな
わたしやったらあれ読みたないなーあれは読みたいなーとか
考えながら帰りました。
とりあえず作者の悩みぶちまけてるのは読みたないわこりゃ。って思った。
でも疲れてる人ばっかりじゃないねんなこれまた。人間て。
誰に読んでもらおうとしてんだ私。みたいなことも考えたり。
それでも、がんばって疲れて帰ってくる人を私は好きです。
わぁ。なんか判らんくなってきた。

む。漫画のことしよ。
結局30分日記書いてたな。ふむ。。
さっそくルールをやぶる私。

あ。土岐麻子さんのインタビューが面白かった。
http://topic.auctions.yahoo.co.jp/music/guitarlabo/tokiasako/tokiasako02/
いや例のごとくジュリーですまんことですが。
表現してる自分を俯瞰する。あんまり最初っからできる人っていないですよね。
ていうか普通に生活しててもこういう想像力は大事よね。  


Posted by マツオヒロミ at 23:03Comments(2)日記

情報収集した

2009年04月09日

がんがん日記書いてみる。まーすぐやめると思うけど。

今日はQueerdreamのみなさんとお茶会合でした。心斎橋にて。
色々情報収集できました!
てかみんな忙しそう!

普段は、プライベートでおっさんくさい調べものばっかりしてたり
職場ではIT三昧なもんで、創作やっててしかも趣味が近い人達と話が出来るのってかなりの潤いです。
最近ほんとは何やりたいんだ自分、みたいな感じでもんもんしてたりするので
今日呼んでもらったのはすごくありがたかったです。
ぴのこさんに韓国ドールの写真見せてもらったけど
えっらいかわいくてびっくり。
そうそうぴのこさんっていえば
http://www.lapnet.jp/eventinfo/img/cm/lm/090429_dolls/index.html
すごーい豪華面子のドールイベントだと解釈してますが、そんな感じかしら。
詳しくはぴのこさんのブログにてどうぞ。
http://pino.pupu.jp/mugen/home.htm
4月29日から開催なんですが、
私24日に東京行く用事があるんですよ…ニアミス!
くやしすぎる。ありえん。

24日は授賞式です。
なんの授賞式かというと、新人賞に投稿した漫画が真ん中くらいの賞にひっかかったので、その授賞式。
えー何着ていけばいいんだ。
とりあえず適当そうなちゃんとしたワンピース買ってみたけど合うアクセサリーとかねえよ。バッグとかも。
併せて買うべきだったよな。いつまで経っても抜けてんだよな。買い物能力が低い。
つーかケチだケチ。持ってるやつでなんとかしようとしたけど、どいつもこいつもうんこさんだった。
というわけで、今日は折角大阪に出るから、会合後物色しようと、授賞式用に買ったワンピースを着て行ったんでした。
普段着ないような感じの服で出掛けたのですこぶる落ち着かないギザギザハートでした。すみません。なんとなくすみません。

カイさんにナイス本屋に案内してもらったりも。
http://www.standardbookstore.com/
ヴィレッジヴァンガードを大人にしてすっきりした感じの本屋さん。雑貨もなかなか良い感じ。
カイさんと漫画コーナーでいろいろ漫画談義をば。そして二人揃って最近の漫画って読まないよね派なのが発覚しました。
小島剛夕欲に火が点いて、ますますもって最近の漫画読まない魂が盛り上がったのでした。料理人も気になるけどまずは首切り朝から行きたいなぁ。
最近の漫画なぁ。。うーん。
職場の母体が本屋だから、一通り最近評判の漫画は読んでます。
構えるんですよね。自分も漫画描くから描き手目線で読んでしまって素直に読めないっていう。
あとは、読み手としていえることとしては。
自分の子供時代より前に描かれたものだと、自分の想像の上やら斜め上やら行っちゃってるので素直に楽しめる。
自分の自我が確立した後に出された作品だとどうしても色んなところで想像の範囲内になるんですよね。
自我が形成される過程で通過した時代を、その時代に発表された作品群は背負っちゃいますからね。
色々予想通りだったり。
ああやだやだ。なにこの諦観。
でもこの「読者の想像の範囲を超えて行く」っていうのはすごく大事だなと思います。
何処の要素でそうする事が出来るかは作家それぞれでしょうが。
少なくとも自分への戒めとして抱えていたい。

そんなあたまでっかちの漫画描き予備軍の私。プロの漫画家さんのべるさんにいろいろ話聞けたのも今日の収穫。
一応(真ん中くらいの)賞もらったけど今後のビジョンについてかなりぐにゃぐにゃになってしまって。
でもみんなそんなもんだよーみたいなことを言われました。えー。へこんでる場合じゃないんだよこれって!逆にチャンス。
なんつて気ばっかり焦っても仕方ないですが。それにしても漫画描いてる人と会うとわくわくしますね。
わー早く帰って漫画描きたい!ってなる。本屋で複製原稿見てても思うな。

ほんで帰りに梅田阪急でナイスアクセサリー発見。
いちまんえん以上するアクセサリー買ったのが久しぶりの自分が切なかった。ちょっとかわいそうになった。
着ている服のどれかに黒が入ってて、無地の服だったらほとんど何でも合う。良い買い物した!
  


Posted by マツオヒロミ at 01:22Comments(0)日記

お勉強中

2009年03月09日

おわ。
すごいひさしぶりすぎる。
他所で日記書いてたりはしてたんですが
ここではおひさしぶりです。すみません。
2月半ばくらいまでキューキューになって漫画のことで頭いっぱいでした。
そこからちょっと立ち止まって考えるところがあったりで
でまた漫画のこと考えながら生活してる感じです。

最近は芸者さんのことを書いた本をがつがつ読んでます。
もともと戦前の花街ワールドは大好きで
五社監督ものみたいな。吉原炎上とかね。あと宮尾登美子とか。
女子のかわいいところやきたないところがごちゃまぜになった美しさに
ぐっときてたんですが
ちゃんとその世界を参考文献でひもといてみれば
基本は「宴会のコンパニオンのおねいさん」ワールドなんですね。
私の一番苦手な世界の住人だ。。隣に坐っても会話が絶対噛み合ないと思う。
ホテルの宴会配膳バイトを割と長くやってたことがあるんですが
配膳バイトですら、常識と機転と愛想と気配りの世界で
もう私その真逆人間ですから。堂々と言う事じゃないですけど。
…なんだろ。あのバイトに馴染みまくってた人達が苦手だっただけかもしれないけど。
ああどーでもいいけど、リボンの下に髪をまとめるネットみたいなのがついたバレッタが大嫌いだったな。
2000年くらいの話ですよ。ぜったい付けるきまりだった。なんでそんな80年代末みたいな頭をせにゃならんのか。
あんなもんできちんと感が出す慣例とか、死ぬ程憎悪してた。

ともかく
私は非常に苦手ですああいう水商売ワールドの美意識。
だけど戦前なんかだと親の借金のカタなんかで泣く泣く花街に入ってくる女の子もいたわけで
そういう子の目線で花街ワールドを観れる可能性は私にも残されてるな。
なんだこのネガティブな立ち位置w
やー。だって綺麗じゃないですか戦前の盛装した芸者さんたちって。
昔の料亭だってすごいかっこいいですよ。あのいかがわしい豪華さ。た、たまらんです。
それにやっぱり「女子のかわいいところやきたないところがごちゃまぜになった美しさ」
を感じますね。
一流どころの人のインタビュー本とか自伝本になるとおもてなしのプロ意識ばかり連ねてあるので
その世界の汚い美しさとかドラマチックな裏表は感じないんですが。
いつか廃れてしまった置屋の話とか、経済学の観点から書き起こした本とか、
そういうのも併せて読んでみると、やっぱり私の初期衝動でぐっときた花街の匂いがしてきます。
ちなみに芸者さんは、お女郎さんとは違いますよ。
どっちも色っぽい和装なのでごっちゃになりますが
芸妓は芸を売り、娼妓は身を売り、基本きちんと線引きがあります。
だけど戦前や戦後間もないころは芸妓が芸事や着物への投資するのにパトロンが後ろ盾で付くことがあり
そのパトロンを「旦那」と呼んだそうで、旦那との関係は基本は男女の情がベース。
ともすれば芸妓の本意とは裏腹な肉体関係が当時の花街にはあった、というダーティな過去が
現代の人間から観ると、芸妓と娼妓の境をうやむやに見せている原因のようですね。

まだ東京や京都の花街のことを書いた本ばっかり読んでますが
おそらく地方にいけば行く程、芸娼の境が曖昧になる、と踏んでいます。
都会はだいたい何でも細分化がきちんとされているもんですから。
地方は細分化されないぶん、人間臭いエピソードがごっちゃりあるはずです。
地方の郷土史とかあたってみるか。
うわー大学の卒論みたいだなw
楽しいけどね。

あー。東京ものでも永井荷風忘れてた。久しぶりに読んでみよう。  


Posted by マツオヒロミ at 03:23Comments(0)日記

「そんなに口惜しかったら自分で自分の手ェ汚せば」

2008年09月08日



先日とうとうジュリーさんのライブに行ってしまいましたよ。
年齢層高い。。
基本私の親世代で客席埋まってる感じで
大人過ぎて付いていけない空間に、いたたまれない気持ちになりつつも。
うわーーい!とうとう生サムライ聴いた!!!!
が、がっぐいい。。なにあの還暦。

で、かっこいいけど、やっぱり60歳だなーとも思うんです。
年だなー。老けたなー。ってネガティブに眺めやる意味ではなくて。
ちゃんと自分の年齢に対して向き合ってる、受け入れてる感じが気持ちいいです。もともとつべやらニコ動やらで嵌ったクチなので、それこそデビュー当時からつい近年のものまで一気に観れる訳ですね。そうなるともう、一人の人間の大河ドラマを観るような感じです。ちょうど親世代の人なので、風俗が親のたどって来たソレと一致する訳で、その辺もすごくリアリティを持って「沢田研二」っていう一人の人の春秋に思いを馳せる事になる訳ですよ。
もちろん大スターと一介のおっさんおばさんであるうちの親を重ねてるわけじゃないですよw んなわけない。そーゆー意味じゃないですよ。
なんて言うのか、時代そのものを、沢田さんを通して観てる感じなのかな。
だからこそ、彼が自分の今の年齢を、年輪を受け入れている姿勢が嬉しいんですよ。ひとつひとつの時代を、楽しかったことも、悲しかったことも、嬉しかったことも、憤り赦せなかったことも、全てを受け入れて立っている姿ですよ。忘れ去ったり、否定したりしない姿ですよ。
毎年作り続けている楽曲は、すっかり大人ワールドで、はっきりって私ぐらいの層は聴かせる層としてカウントされてないようです。
ご本人も「同世代の団塊世代、もしくはそれより上の世代の人達が元気になる曲を」と作られてるそうで、つまり等身大の自分ができるベストをやってるんですよね。変に若ぶって媚びることはなく、きちんと自分の等身大の気持ちで仕事をされてる姿を清々しく思います。

彼等の世代からみたら私は完全にちびっこですよ。隣に並んで共感なんてどうあがいてもできません。私たちは背中を見る事しか出来ない。
で、後ろの物陰から「かっこいい大人の背中だ!」と憧れる訳です。よい年の取り方なんだろうなと思います。だからこそ彼等の時代が美しく見えて来るんでしょう。

おおこういう話を書くつもりじゃないんだった。
これは他の方がブログで書いてたことで、非常に共感したのが
沢田研二と椎名林檎は似てる。ってこと。
今の沢田さんと、じゃなくて、私の見解だと
謹慎から復帰後の沢田さんのやり方と勝訴ストリップぐらいまでの林檎ちゃんのやり方。かなと。
当時の林檎ちゃんの「そんなに口惜しかったら自分で自分の手ェ汚せば」っていうのがありますが、「こ、こいつ…ッ」って思いながらもグッときちゃった人は多いと思います。
で、沢田さんですが。
謹慎から再起を賭けて、ライブのみでTVではやってなかった化粧を始め、女物の下着のような格好をしたり、帽子投げるわ軍服着るわ煙草は吸うわジーンズのジッパーおろして出てくるわ。果てはあのパラシュートですよ。元祖ビジュアル系とか言われてますが、本人は至って普通の寡黙で地味人間、しかもイメージにあるような軟派な人ではなく、かなりの硬派な人と聞きます。そんな人がああいう奇抜で挑発的で扇情的な格好をするのは、つまり「そんなに口惜しかったら自分で自分の手ェ汚せば」の精神ですよ。お、漢だ。。なんとも冷静でクレバー、しかしぎりぎりの緊張感、悲壮的なロマンすら漂いますよ。こういうところから、あの尋常じゃない、何十年も時を経ても色褪せない色気が出てるんだろうなと思います。また、女性ファンだけじゃなく男性ファンも多いそうですが、やっぱりこういうところに惹かれてるとしたら物凄く理解できます。傾く(かぶく)精神ともとれますね。
そんなわけで、沢田さんの大スター時代を知らない世代としては、林檎ちゃんの存在感っていうのを契機にして当時の人気っぷりを想像してみた。っていう話でした。
っていうのを父に話したら、ばかやろジュリーはタイガースの頃の方がもっとすごい人気だったぞ。とのこと。お、おそるべしザ・タイガース。

さてそんな漢らしい沢田さんは、今年の年末にドーム公演を二つやるんだそうです。かなり無謀なんだろうと思います。が、やっぱり前述の若い頃の沢田さんの反骨精神と緊張感が漂ってきますよ。無謀なことするこのおじさんが大好きだ。っていうことで、この暑苦しい日記を結ぼうと思います。

いきなり「まつおさんそんなジュリーすきやったんか」っていう文章でごめんあそばせ。そんなに好きなんですわ。でへへ。  


Posted by マツオヒロミ at 10:36Comments(4)日記

Queer Dream 夏コミ

2008年08月16日







Queer Dream、新作出ました。
明日、夏コミ会場にて初売りです。
…もう明日か。取り急ぎアナウンスです。

17日(日) 『Queer Dream』 
西2ホール ”け”ブロックー06a

ピンナップガールをテーマに、マリンルックパターン集+松尾と綾村切人さんのポストカードが付きます。
お洋服もかわいいけど、帽子も素敵!
帽子のパターンも搭載されてます。

今回は本じゃなくてドールサイズのお洋服の型紙メインなんですが、型紙、ポストカードを納めたファイルもかわゆいですので、持ってるだけでもハッピーですよコレ。

あとは前回出した本の方も、残りわずかですが販売されますので、興味のある方はぜひとも♪

詳しくはこちら
http://queerdream.xxxxxxxx.jp/


というわけで、とりいそぎアナウンスでした。

HPの方も更新したいけど、
更新してもらってる会社の上司と最近ほとんど一緒に作業できないので、お願いするタイミングが。。
インフォのテキストくらいなら出来るようにならねば自分で><  


Posted by マツオヒロミ at 12:25Comments(0)Queer Dream

くちなしさいたら

2008年06月26日




会社の近くの道に、今年もまたくちなしが咲き始めた。
咲き始めたと思った端から腐れていく。

ということで、咲いてるうちに。
何故だか焦らされて「梔子姫」。

久世光彦の「1943年冬 乱歩」の中の、久世版贋作乱歩「梔子姫」より。
去年描きましたが、今年も出番です。梔子姫。  


Posted by マツオヒロミ at 23:59Comments(0)日記

漫画を描いてます

2008年06月23日

そんなわけで、さっぱりイラストは描いてません。
となるとHPに何にもアップできないので、見に来て頂いてる方には本当に申し訳ないです。

といわけで、5.6年前くらいにPBBSに嵌りまくってたときに描いたものを小出ししてブログに載せていこうかなと思ってます。
当時PBBSで一枚投稿するのに短くて2.3時間。長くて半日くらいかけて描いてまして。
PBBSっていうのは簡易お絵描きツールなわけでして、何をそんなにムキになって描いてたんだ、って話ですが、ほんとにあのツールで描くっていうのが楽しかったのですよ。
Photoshopで本格的に描くには技術的にまだまだ追っ付いていなくて、PBBSのツールくらい簡易な方が逆にPCで描く事に不慣れな自分にとって丁度良かった。あとはサイズも小さくてOKなので、最後まできちんと完成させられる、っていうのをかなり短いスパンで遂行できるわけです。
とにもかくにも「完成」っていう、とりあえずのピリオドが、上達には大事なプロセスだと思うんですが、アナログが苦手でしかもPhotoshopもろくに使えなかった私には、短期間で「完成」を繰り返す事が出来るPBBSっていうのはかなり重要なツールでした。
時間をかけまくってた、っていうことに関しては、もともとがそういう描き方しか出来ないタイプなんですよ。
さらっと描いたもに自信が無いので。私にとって、描くということは、瞬発的に形を極めることじゃなくて、じっくり煮詰めることなようです。悔しいけどこういう描き方しか出来ないみたいです。仕方ないなぁほんとに。

あとはやはり場が刺激的だったなと思います。
PBBSは、まんま絵の掲示板なので、サイト持ってる人が設置して、そこの管理人さんや常連さんたちとやり取りするわけです。
管理人さんの絵がヤバい!上手い!、趣味が合いそう、コメント欄がお花畑じゃない、投稿してる人たちが描き手の自覚を持ってる(つ、つまりその…「お目汚しすみません」とか間違っても書き込まない)。こういう掲示板は本当に刺激的でしたよ。楽しかった。

今はもうPBBSで本気で描く事は無いんですが、というかこれからも無いと思うんですが。。
描けども描けども一銭にもならない。。。
っていうのは今描いてる漫画もそうですけどねー。
明らかに描いたあとの先が見えないな、っていうのがPBBSで描くのを止めた一番の理由です。
描いたもんを出版出来るわけでじゃないですからね。
同じ本気で描くなら、万人に伝わる形式で描こう、っていう訳です。


今回載せるのは大して時間かけて無いものですが。。
最近はこういう雰囲気の描かなくなったなぁ。
5年くらい前のです。
この時期にはもうPBBS熱は下火。

  


Posted by マツオヒロミ at 03:08Comments(2)日記

5/17以前にメールフォームをご利用頂いた方へ

2008年06月19日

お詫び

今まで当サイトのメールフォームからメッセージを頂いた方へ

HPのインフォメーションでもお伝えしましたが、むしろこちらのブログの方がチェックされているかも?
ということで、こちらでもお詫び申し上げます。


今まで全ての送信分が迷惑メールフォルダに振り分けられていたことが 6/16日に分かりました。
この日から遡って30日間の送信分は確認で きましたが、これより以前の送信分(つまり5/17以前)
のものは既に破棄となっており確認ができませんでした。

折角メッセージを頂けたのに、私の不注意から大変な失礼をしてしまっ たこと、深くお詫び申し上げます。

今後このようなことが起きないようチェックをしっかりしていきますので、
よろしければこれからもお付き合い下さいませ。
  


Posted by マツオヒロミ at 12:53Comments(0)重要なお知らせ

Queer Dream 通販再開してます。

2008年04月02日




ここで紹介した、私の参加してる同人誌が通販再開してます。
よろしければ。かっこいい本ですよ。通販は以下のサイトにて。
http://queerdream.xxxxxxxx.jp/index.html
ドール本ですが、ドールに興味ある方も無い方も楽しめますよー。

私の漫画のプレビューはこのときの日記でアップしてます。
http://rokka.ko-co.jp/e15043.html



おまけ。
去年がっつりはまったときに描いたやつ↓

ファンの人の検索に引っかかって見られるとかなり恥ずかしいので、誰とはいいません。
ファンの人はそりゃもうン十年のファン歴だったり。TVですらリアルタイムで見てない世代なので憚られるのですよ。  


Posted by マツオヒロミ at 22:47Comments(0)Queer Dream

恐ろしい子…!

2008年03月23日

みんなの大好きなルパン三世だよ。



もうねロゴが出た時点でヤバいんだよな。
次元のおしりふりふりでみんなやられちまってください。
絵以外、タイミング、レイアウトなんかがほとんどバッチリな気がするんで、ちょっとおそろしい子です。作った人。

これだけじゃアレなんで、落描きでもアップしとこう。
大和和紀は「あさきゆめみし」が一番好きです。
はいからさんだと蘭丸が一番好き。


最近は昔の少女漫画をよく読んでます。
吉田秋生の「夢見る頃を過ぎても」久しぶりに読んだけど、良かったなぁ。
画面の空白の使い方がすごくうまいなぁ。
これからいがらしゆみこの「ジョージィ!」読もうかなと思ってます。
名香智子の「パートナー」ももっかい読みたい。あれすごい描き込みでうっとりしちゃいます。男性キャラが微妙にキモいところもラブ。芥川さん!赤目さん!  


Posted by マツオヒロミ at 01:35Comments(1)イラストとコラム

胸が苦しくなる

2008年03月07日

しゅたっ

ナイス狛犬

この狛犬は岡山は由加山の。
由加山は「ゆがさん」と読むんだそうで。由加山には「由加山蓮台寺」と「由加神社」っていうのがありまして、権現さんですね。先月岡山行った時にお参りしてきた、っていうか、はしゃぎに行ったんでした。
もうやめて!っていうくらい神社仏閣大好きっこにはたまらなかったです。
誰かロマンチックとめてッ!
 
 

あ。そうそうこれ。
10メートルくらい(たぶん)ずっと階段になってるところに屋根が掛かってる、って言えばいいのか。。
うおーー。
たまらん。


また行くので、そんときにでも本気日記書こう。  


Posted by マツオヒロミ at 01:57Comments(0)日記

いつのまにかピコピコポンの話になる日記

2008年03月06日



アーカムライフ次回ぶんの下描をば。
今回は描き込んでる方ですね。アーカムライフにしては。
最近は当りをとるだけで、ほとんどもう一発描き状態だったんですが。
(だからあんなに雑なんですよ。自慢になるわけないです)

アーカムライフ、手を抜いてるのか、というわけじゃないですが、
変に力が入り過ぎてると絵って駄目な感じがします。固くなるんですよ画面が。あんまり力むと。
頑張らないと伝わらない、っていうのが今まで描いてきて得た感覚なんですが、
それに固執しすぎて不必要なほど力むクセがありまして。
今はそのくらい力んだ感じでいいのかな、とも思いますが。

アーカムライフは、自分でも気に入っているシリーズで。それはなんだろうなと思うと、力んでないところが上手くいってるときは上手くいってるような気がします。

力加減が未だによく判らないんですが。
手を抜きゃいいってもんじゃないのが、「力加減」ってやつですね。難しいですね。


先頃勤め先の社長に「紳竜の研究」っていうDVD借りました。
まんま紳助竜介の軌跡を収めたものなんですが。これに島田紳助がNSCで2007年に特別授業で語った内容が収録されていて、これがもう、ものすごく面白かったです。(社長にも「これだけでいいから見ときな」と渡されたんですが)

私は紳助竜介はリアルタイムでは知らないし、別にお笑い好きでもなんでもないんですが、面白かった。
話がかなり普遍的で、おそらく、何か創造することで生きている人間にはかなり刺激的な内容ですよ。
で、一番面白かったのは
「XとY」の話。
何か当てて売れようと考えてる人間は、
x軸=自分の能力、才能、素質。
y軸=自分が何か成そうとしているフィールドの時代の流れ。そこで今まで何が起きて、今何が起こり、これから何が起きるか。
この両軸を両方理解して、掴んで、初めて売れる方程式が生まれる。そうです。

わーーー。
私、正直x軸をほとんど理解してないですよ。掴んでないですよ。
そうか。。それで。。(遠い目)
自分の出来ないことばっかり「出来るようになろう」って気張ってましたよ。
ていうか、もうそういう人間なんじゃねーの。って思うくらい。そういうことしかしてきてないよな。
そもそもですね。あんまり売れるようになろうなんて思ってなかったんですよ。今まで。
いや、今でも売れようなんて思ってない。
具体的に「描いたもので生活するには…」みたいな計算はするようにはなりましたが。
まぁとにかく。自分のことを分かってないのがモノカキとしてあんまり宜しくないですよね。
でも結構難しいもんじゃないでしょうか。自分で自分のことを理解するっていうのは。
なかなか客観的になれないもんですよ。色々ありますからねー。
嫉妬心、虚栄心、自信過剰。(そして時として、これらの過剰さ故にひっくり返った感情も)
そういうのがぐるぐる渦巻いてる中で描いてるんじゃないかなーみんな。と思います。
そういうのが当たり前の世界だからこそ、冷静に離れてみる感覚っていうのは大事なんですね。きっと。

y軸の方は、働いてる環境もあって(漫画ジャンキーのための古本屋さんですよ)だいたい把握してるつもりなんですが。
売れる売れない、じゃなくて、自分が描く意味っていう意味を感じ続けるためにも大事なんだろうなと思いました。xとyのお話。
yはともかく、xの方は、沢山描きまくらないと分からないことなので、また手を動かす一つの動機になりそうです。

あとは「心で記憶しなさい」っていう話も良かった。
心に響く表現っていうのは、心で記憶したことからしか生まれない、っていうような話でした。
脳味噌で記憶した事っていうのは、ペーパーテストでしか役にたたない、っていう至極当然の話だったんですが。
私があんまり「感情」っていうのを信用しないようにしてきたので、
というか、用心してきたので。ばんと正面きって、「心が大事」って言われると初心に戻るような感じで新鮮でした。
感情を感情のままに表現して形になるのは天才の人たちだけで、そうじゃない人たちは色々技術を身につけないといけないわけで。
でもそれが本末転倒な形で自分の首を絞めにくることもあるんですよね。

やー。ためになった。
紳助竜介っていえば、
私は二人が並んでるところを見たのは、NHKの再放送で人形劇の三国志の前ふりの画面でだけなんですが。
NHKの人形劇また色々見たいなー。
ひげよさらばが観たい!
そして、私の世代っていえばピコピコポンですよ!
あのちょっと病んだ感じの雰囲気が病み付きだったんですが、そんなこと無いですか?
子供向けなんだけど、若干コワいんですよ。言ってる事が。
裏グーグー島が今でもコワいもんね私。平和なグーグー島が、レバー一つで裏表ひっくり返って独裁者の仕切る裏グーグー島になるんですよ。
絵画的じゃないですか、構造がトランプの図柄的な。
もしくは、例えばザクロのようなものをひっくり返して中身を見てしまったショッキングな感じ。
裏っていうものが存在することを物凄く強烈に意識させられたのが「レバー一つで裏グーグー島」なんですよ。
音楽もちょっとコワいんだよなー。ピコピコポン。

パッキー!ムンム!   


Posted by マツオヒロミ at 01:48Comments(0)日記

菊池寛のキャラは濃ゆすぎる

2008年02月12日

息抜きで香川は高松に行ってきました。
岡山からフェリーで一時間。寒いけど天気が良くてのんびりできましたよ。

北浜alleyという、昔の穀物倉庫を改築してオサレ雑貨やらオサレカフェやらが店舗に使っているスペースがあって(横浜赤レンガ倉庫と同じやり口の再利用。あれの田舎バージョンな感じ。)そこをちょっと冷やかしたあと、製麺所でうどんをワイルド
に喰らって帰ってきましたよ。

北浜alleyには、正直何も期待してなかったんですが、フェリー乗場に近かったのもあって。ちらりと寄ってみたんですが、意外と良かったですよ。Naja(ナージャ、と読むんだそうです)っていう雑貨屋が一番面白かった。
あとでネットでHP見てみたら、「フランスの田舎をイメージした」品揃えだそうで。そんな感じでしたよ。
正直そういうのは見飽きてるし、私は最早そういう方面のもんを部屋に置きたいと思わない人間なので「フランスの田舎」云々と言葉で言われると、…もうおなか一杯です。って気持ちになるんですが。
実際のお店は面白かったです。
品自体が趣味の云々を通りこして面白かったんでしょうね。そういう品を揃えてるお店って信用出来て好きです。
部外者にも優しい(笑)

このお店の二号店のような店舗の方では、ロフト部分に中国のアンティーク家具が並べられてまして。こっちの方は私の大好物なのでデレデレしてました。写真まで撮る始末です。
こんなの。






その後、松下製麺所というところでセルフうどんを食べましたよ。
香川まで行ったら製麺所でセルフうどん食べないと駄目だろう、ってことで。
麺も良いのですが、お出汁が死ぬほど美味しかった。
が。どうも私には「製麺所でセルフうどん」っていう食べ方はワイルドすぎたようで、どうも。。
まだまだうどん初心者だったようです。
うどん愛の強い人だったら、どんな場所でもうどんを楽しめるんだと思うし、製麺所で出来立てのを啜るっていうのは至福のひと時のはずなんでしょうが。
殺風景すぎるし、職人さん達のむき出しの緊張感の中でうどんを食べるっていうのは、うどん初心者にはなかなかキツいシチュエーションでした。


そんな感じで帰路に付いたわけですが、途中で菊池寛通りなるものを発見。(香川の出身だったんですね)
そういえば菊池寛って、芥川賞と直木賞作った人っていうことと作品のタイトルを二三知ってるだけで、どんな作家か全然知らなかったんですが。興味がわいて家で調べてみたらば。
お、おもしろい人でした!なんだこの人!
http://ja.wikipedia.org/wiki/菊池寛
漫画で使うなら脇役で使いたいキャラですな。濃いなー。  


Posted by マツオヒロミ at 00:52Comments(2)日記

冬なのだな

2008年02月07日

どうも最近何かと調子が悪いなぁと悶々して生活してます。
27年生きてきて、何の成果も残してこれなかった焦りのようなもので、悶々してるんだと思います。
こぼれ落ちるものの方が多いような恐怖感です。

あんまりこういうことで悩まないようにしてるんですが。
頂けねーなぁ。
こんなこと書きたくないんだよねー。
とかいいながら、どうも外にぶちまけた方がいいような気がしてきたので、書いてみた。
多少すっきりしたような気がしなくもない。かも。

今年の抱負を今更書いてみよう。(一月はブログさわる余裕がなかった)
去年は、というかここ数年、「こうしたほうがいいよ」という外からの情報を大切にして耳を傾けてきたけど、
今年は、自分が好きだと思った事柄を大事にしてみようと思っています。
どっちも大事なんですけどね。
バランスが悪くなってきてるきがしたので。もう少し自分よりにハンドルをば。

  


Posted by マツオヒロミ at 21:55Comments(2)日記

Queer Dream 通販開始しました。

2007年11月07日

本、キット、供に通販開始してます。
ショップはこちらからどうぞ♪
http://queerdream.xxxxxxxx.jp/index.html

そしてなんと!帝都畫報も販売されます。こっちもぜひぜひ♪
これで最終だそうです!

Queer Dreamのメンバーである、べるさんカイさん、あとは私も参加してますよ。
ちなみに私はこんな漫画描きました。(クリックするとデカいの表示されます)


Queer Dreamで私が描いた漫画のプレビュー。この調子で8ページ描いてます。
創刊号ってことで、アニメのオープニングテーマの気分で描きましたよ。

  


Posted by マツオヒロミ at 01:46Comments(0)Queer Dream

ちょっと今更レポ

2007年11月07日

やっとブログ書く余裕ができた。気分的に。
何か懸案事項があるとほとんど他のことが手につかない子です。

そうそうそう。前の日記にも書きましたが、東京行ってきたんですよ。
先月の20日21日で。
濃い二日間でした。
21日にドールショウというイベントありまして、そこで販売される同人誌に参加させてもらってたので、その販売のお手伝いに。
20日も併せて、色んな人にあって色んなお話をして。ばたばたしましたが充実した二日間でしたよ。
ドールショウは、お人形のイベントで、お洋服売ってたりがメインのイベントです。
同人誌に参加しておきながら、全くの門外漢でして。どっきどっきしながらの参加でした。
そうそう。本買ってくれた方に私のHPの告知ポストカード渡させてもらったんですが、なんか挙動不審な有り様だった私。
一応接客は慣れてる方だと思ってたんですが(接客のときだけ人が変わるタイプ)、自分のもののアピールってなると駄目ですね。照れてしまって。

しかしQueer Dreamのおじょうちゃんたちは激烈にかわゆいですよ。


特にツバキちゃんは私のメイク案でやってもらったのでヤバいくらい愛着あります。好き!


ちなみにこれがツバキ嬢のメイク案で描いたもの


シルクハットの女の子のワンピースと、緞帳風ワンピースは私がデザインの元ネタみたいなのを作って、ぴのこさんにあとはお任せしてこんな素敵なお洋服に仕立ててもらいました。
これがまた嬉しかった!ちょっとくせになる快感ですよこれ。
自分の描いてたものが立体になるのって。

メンバーのカイさんべるさんたちとも色々話し合って練りあげたお洋服と本。最後の追い込みは結構キツかったですが、作るの楽しかった!
今日またカイさんとぴのこさんと会って、次回作の構想練ってきましたよー。またまた楽しくなりそうです。

一人でいろいろ描いてきましたが、こうやってみんなで作っていくもの楽しいんだな、っていうのが発見できて新鮮でしたよ。  


Posted by マツオヒロミ at 01:23Comments(0)Queer Dream